アパレルの販売員
女性の需要が高い接客業・サービス業として次に紹介するのはアパレル販売員という仕事についてです。
アパレル販売員はアパレル関係(=ファッション小売)で販売を行う仕事、ということになります。
主に女性をターゲットにしたアパレルではやはり販売員も女性であることが求められる事が多いため、必然的に女性の需要が高いといえるでしょう。
では、このアパレル販売員はどのような仕事をすることになるのでしょうか?一日の仕事の流れという形で簡単に紹介していきます。
ここで紹介するのはあくまでも一例ですが、やるべき仕事の内容は大体似通っているので参考となるでしょう。
まず出勤をしたら、始めに行うのが掃除です。
店内の清掃状況というのは客にも直接伝わる部分であるため、これがおろそかになっていると客に嫌な思いをさせてしまう可能性があります。
こういった細かい部分からリピーターとなってくれるか、あるいは二度と来ないかということを分けることになりますので、念入りに掃除をしなければならないでしょう。
この掃除が終わったら、今度は陳列棚の確認を行います。
問題がなければ開店ということになり、本格的にアパレル販売員としての仕事がスタートします。
来た客に対する対応を行うのが主なアパレル販売員の仕事です。
ただ、実際に接客を行うというだけがアパレル販売員の仕事ではありません。
同時に、どのように商品をレイアウトするのか、ということを考えることも必要となります。
どの商品を前に出すと店全体の魅力をアピールできるか、どこに何を置くことで売上を伸ばせるか、ということを考えなければなりません。
アパレル業界はどこも取り入れている服自体にはそれほど大きな違いがないため、こういった細かい部分で売り上げを左右されることになるわけです。
そのため、こういった作業の部分と接客の部分を分担して行うことになります。
レイアウト面などをについてもしっかり行えるスキルを持っていると、一歩上のアパレル販売員を目指すことが出来るでしょう。
販売員のポイント
では、アパレル販売員としての能力を向上させるにはどのようなポイントがあるでしょうか?
重要なのは、訪れる客にどのように見られるのか、ということを意識するということです。
良い販売員がいる店にはもう一度行こうと思うものですが、そうではない店には二度と行かないと思ってしまうことだって十分にありえるでしょう。
そのためには、まず身だしなみなどをしっかり整えることが重要です。
特にファッションの店であるアパレル業界において身だしなみが整えられないというのは致命的な問題となるでしょう。
さらに、声を掛けるというのもこの仕事のポイントの一つです。
ただ、あまりにも過剰な声掛けを行うと今度はそれを嫌がって人が離れてしまうことになりますので、話しかけてほしい人とそうでない人を見極めることが重要になるでしょう。
相手のことを考えて動く事ができてはじめて一人前の販売員となります。