アロマの仕事
アロマセラピーという言葉自体は広く知られるようになってきましたが、実際にこのアロマセラピーというのがどのようなものなのか、ということは分かっていない人も多いのではないでしょうか?
アロマというと香りがあるんだろう、という程度の認識の人が多いのではないかと思います。
ただ、実際のアロマセラピーというのは実はより複雑なものである、ということについて紹介していきます。
アロマセラピーというのは、植物や花などの精油を使って処置を行うマッサージ職だと考えて頂ければ良いでしょう。
この精油というのが難しい所で、どの植物の精油を使うのか、ということを考えるのがアロマセラピストに必要となる知識となります。
精油によって香りによってもたらされる効果や、血行促進の効果などが違っているためです。
アロマセラピーは女性がターゲットとなることが多く、肌に触れて仕事をするために男性より女性の方が好まれる傾向があります。
では、実際にアロマセラピストとして仕事をする場合にはどのような内容となるのでしょうか?
まず、カウンセリングを行う仕事が重要になってきます。
アロマセラピーに訪れる人は多くが体調や精神状態に不安を感じている人です。
まずは対面で話をして、どのような処置を求めているのかを読み取らなければなりません。
その話を元にして、使う精油をえらんだり調合したりする必要があるわけです。
そのためには、客が話しやすい環境や雰囲気を作ることも重要になります。
職人気質であるよりも、親密になりやすい雰囲気を持っている人の方がアロマセラピストには向いていると言えるでしょう。
アロマの資格
アロマセラピストは免許職ではありませんが、持っていることで有利になる資格はいくつかあります。
ここでは代表的なアロマに関わる資格について紹介していきます。
まず、MLDベーシックセラピストという資格があります。
これはボッダーアカデミーによって行われている資格であり、もともと医療分野であったアロマセラピーの基本を学ぶ事ができます。
マッサージ自体の資格であるため、リンパの仕組みなどについての知識を得ることが出来ます。
次に、セラピー1セラピストという資格があります。
こちらの資格は取得が難しい代わりに習得できる能力も高度なものとなります。
ベーシックセラピスト以上の施術を行う事ができるようになるでしょう。
また、他にはAEAJによって行われているアロマセラピーアドバイザー資格なども習得しておくと便利です。
こちらは取得も比較的簡単であり、アロマに関する基本的な知識を学ぶことが出来ます。