保育士

シャボン玉を作って遊ぶ園児

子供を預かる仕事

今回、女性需要の高い医療福祉教育の仕事として紹介するのは保育士。
子供を預かるという性質から、女性に任せると安心だと考える人が多いよう。

その傾向から世間的にも女性よりの需要になっているといえます。
最近では男性保育士も少しずつ増えてきているものの、まだまだ女性社会であることには代わりはありません。

では、保育士になるのに適しているのはどのような人物でしょうか。
第一に責任感が強くあることが大前提となります。
子供を預かることはつまり、その生命を預かるということです。

実際、過去に保育士のミスによって子供が亡くなる事故が発生しています。
このような事件が起こらないように責任感を持って取り組む姿勢が重要です。

もちろん、責任感だけでは仕事は勤まりません。
仕事に対する適切な知識が必要となります。

例えば、子供を寝かせる際の体勢はどうすれば良いのか、ということ一つとっても、大きなトラブルに繋がってしまう可能性があります。
子供といっても特に年齢の低い層を相手にするので、専門の知識を得ていなければ対処することはできないでしょう。
保育士の仕事に限りませんが、常に知識を取り入れていく事ができる人物でなければいけません。

また、同時に体力のある人物であることも条件の一つ。
これは肉体的な問題だけでなく、精神的な体力のことも指しています。

子供はパワフルな存在です。
大人の考えのつかないような行動を突拍子もなく取ってしまいます。
そのような子供と一日中接する仕事なので、当然、ついていけるだけの体力を備えている必要があるでしょう。

加えて、保育士の仕事をするためには、保育士資格を取得しなければなりません。
この資格の取得には厚生労働省によって指定されている養成学校の卒業が必要です。
通信教育などもありますが、この場合にも学校に通って学ぶことが必要とされ、お金や時間などが掛かることを考えておく必要があるでしょう。

それとは別に、短期大学や高等専門学校を卒業している場合では、国家資格試験の通過によって資格を取得することも可能です。
資格試験は一年に一度開催されますので、試験スケジュールを確認しておくと良いでしょう。

保育士の就職

園児
資格の取得が出来れば、自分に合った就職先を探してみましょう。
保育士の仕事は現場によって違いが大きく希望に沿った場所を選ぶことができるかで、その後の保育士人生は変わってきます。

保育士の求人を探すひとつの方法として、専門求人サイトの活用がおすすめです。
エリア、待遇、制度などの幅広い項目から勤務先を探すことができます。
それぞれの保育園についての特徴や採用担当者の声も記されているので、本当に自分に合っているかを応募する前に吟味することも簡単なものが多いです。
保育士だけではなく栄養士や調理スタッフなど、保育に関係する仕事の求人が総合的に取り扱われているサイトもあるので、幅広い視野を持って仕事を探すこともポイントの一つかもしれません。