オフィス仕事の代表
オフィスワークカテゴリーの仕事としてまず始めに紹介するのは、一般事務の仕事についてです。
ほとんど全ての民間企業は勿論のこと、その他の官公庁や団体などでも必要とされることが多い、需要の幅が広いという特徴を持っています。
仕事の内容も需要と同じく幅が広く、職場によってやるべき内容の違いがありますので対応出来る能力が必要となります。
では、具体的にはどのような仕事を任されることになるのでしょうか?
例えば、取引先や顧客からの電話に対応するというのは事務仕事の代表的なものとなります。
電話を受けて適切な場所に引き継ぐというのが仕事となりますが、場合によっては自分で問題解決の対応を行わなければならない場合もあるでしょう。
社内でのアポイントの確認などを手広く行わなければならないため、把握しているべき情報の範囲が大きい仕事となります。
また、メールや郵便物を仕分けるのも事務の仕事の一つです。
メールの場合には正しい部署に対して転送を行うことになりますし、郵便物も届け先に合わせて必要なものとそうでないものを分けなければなりません。
こういったものの連絡がうまくいかないと会社全体に影響を及ぼすことになりますので、重要な仕事の一つと言えます。
さらに各種データの取りまとめなどを求められることも少なくありません。
そのため、出来ればオフィスソフトは最低限使える能力を持っていることが望ましいでしょう。
MOSを持っていればそれだけで重宝される可能性もあるため、資格の取得を視野に入れてみるのが良いかと思います。
正社員雇用だけではなく、派遣や契約社員などの幅ひろい雇用形態が取られているのも特徴の一つです。
基本データ
では、一般事務という仕事についての基本的なデータについて紹介していきます。
まず、平均的な給与は、大体18万4千円ほどという結果となりました。
年齢層がそれほど高くないためにこのような平均金額が出ていると言えます。
求人の際には未経験でも歓迎という場合が多く、おおよそ71%にも登っています。
そのため、今まで事務としての経歴がない人であっても比較的就職し易い仕事だといえるでしょう。
男性よりもむしろ女性の方が事務としての需要は高い傾向がありますので、格差などを感じることもあまりありません。
必要とされる業界は非常に多岐にわたっています。
最も率が高かったのは不動産業ですが、それ以降にも人材派遣業、建設業と続いており、自分の仕事をしたい場所で事務仕事の求人を探す事ができるでしょう。
パソコンに関するスキルを持っていると高待遇で迎えられる事が多いため、前述のMOSなどを持っていると有利になります。
特にExcelの操作が堪能にできると高い需要を発揮することができますので、習得を考えると良いでしょう。
マクロまで扱えると仕事の効率が大きく向上するので仕事先が広がります。